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対策は大丈夫!?「働き方改革」によるマーケティング現場のリアル

これからの働き方

マーケティング活動における現場の悩みはつきないものです。
新しいテクノロジーやツールにより、覚えること、作ること、管理することが、
日々大量に増えていっているからです。

しかし、少子高齢化にともない人材の確保も難しく、
一人あたりの業務負担がどんどん増えていく毎日。。

更に追い打ちをかけるように国会での成立が決定した「働き方改革関連法案」。
こればかりは避けようがないですが、しかしながらその内容について
100%理解している人は少ないことかと思います。

2020年4月に全面施行が予定されていますが、
この法案が施行されることでどのような変化が予想されるのでしょうか?

マーケティング部門やWebデザインなどのコンテンツ制作現場に影響はあるのでしょうか?
気になる「働き方改革関連法案」と、現場への影響についてまとめてみました。

働き方改革関連法案成立で何が変わる?

働く人の個々の事情に応じて、多様な働き方を選択できる社会の実現を目指す「働き方改革」政策。

その実現のために、労働基準法をはじめとする労働関連法の改正をするのが「働き方改革関連法案」です。

この法案が成立したことにより、主に以下のような点が変わります。

① 時間外労働(残業)時間の上限
② 一定日数の年次有給休暇の確実な取得
③ 高度プロフェッショナル制度の創設
④ 勤務間インターバル制度の普及促進
⑤ 雇用形態の違いによる待遇差の解消

では、それぞれ見てみましょう。

① 時間外労働(残業)時間の上限

現行法では、「残業時間は月45時間、年360時間まで」が原則とされていますが、
特別条項付きの36協定を結ぶことにより事実上無制限で時間延長が可能となります。

これに対し改正法案では、臨時的な特別な事情がある場合でも
「年720時間、単月100時間未満(休日労働含む)、複数月平均80時間(休日労働含む)」
という限度が設定されます。

②一定日数の年次有給休暇の確実な取得

10日以上の年次有給休暇が付与される労働者に対して、
5日間は必ず取得させることが義務付けられます。

③高度プロフェッショナル制度の創設

1075万円以上の年収を有する、高度な専門知識を必要とする業務に従事する労働者に対して、
労働時間、休日、深夜の割増賃金などの規定を適用除外とする制度が創設されます。

④勤務間インターバル制度の普及促進

前日の就業時刻と翌日の始業時刻の間に一定時間の休息の確保することが、
事業主に対して努力義務とされます。

⑤雇用形態の違いによる待遇差の解消

有期雇用労働者が正規雇用労働者と同一の職務に就く場合、均等待遇の確保が義務付けられるなど、
短時間・有期雇用労働者に対する正規雇用労働者との不合理な待遇差が禁止されます。

では、実際のクリエイティブ業務における労働環境はどう変わっていくのでしょうか?

マーケティング部門やデザイン制作現場への影響は?

働き方改革関連法案が施行されたら、マーケティング部門をはじめ、
Webデザイン制作やクリエイティブ業務にはどのような影響があるのでしょうか?

一例を考えてみましょう。

高度プロフェッショナル制度については、
「1075万円以上の年収」「高度な専門知識を必要とする業務」という条件があるため、
当面、直接的に影響はない人がほとんどでしょう。

ただし、これらの規制がいずれ緩和される可能性はあり、
まったく関係がないとは言い切れません。

制作の現場でもっとも影響が大きいのは、
残業時間の上限規制や有給の取得義務、勤務間インターバル制度など、
長時間労働の是正にまつわる部分になります。

大企業であれば、従業員を増員することで長時間労働の是正に取り組むことも可能かもしれません。
しかし収益力が高くない中小企業においては、長時間労働の是正のために増員するのはなかなか難しいかと思います。
無理に増員すれば、より収益力が低下し、労働環境が悪化することにもなりかねません。

実情として、残業など長時間労働ありきで進行している制作現場は少なくありません。

しかし、改正法案施行後には残業時間に上限が定められ、
違反すれば罰則の対象となります。

法令遵守のため、企業は従業員の残業について今より厳しく管理する必要が出てきます。
残業を禁止とする企業もおそらく増えてくるでしょう。

これまで残業を基本として進行してきたという制作現場だとすれば、
今までと同じ人員・同じやり方で進行することは不可能です。

内部で人員を増員できれば良いですが、これまで残業に対する規制が少なかった企業ほど、
残業時間の短縮によるリソース不足の影響は大きいと考えられます。

つまり、外部リソースの活用が今以上に求められることになるでしょう。

まずは自分たちの業務を把握し、コア業務とノンコア業務に分け、
ノンコア業務を外部へ出し社内コストを削減する必要があるのです。

マーケティングにおけるノンコア業務のアウトソーシング

これまで内部のみで制作を進めていた場合や部分的に外注していた場合でも、
制作進行体制が確立しているとすれば、業務のどの部分を外注できるのか、
逆にどの部分を内部で進めるべきなのかは悩ましいところだと思います。

ここでは、コンテンツマーケティングの制作進行を例に、
アウトソーシングすべき業務(ノンコア業務)と内部の担当者が行うべき業務(コア業務)について考えていきましょう。

ノンコア業務として、以下のようなものが挙げられます。

・実制作すべて(サイト構築、原稿作成、デザイン、コーディングなど)
・運用実務(アップロード、修正、削除など)
・マーケティング実務(ターゲットユーザーへのリーチ方法の提案および実行、効果測定、分析)

こうして挙げてみると、実務部分のほとんどはアウトソーシングが可能だとわかると思います。

特に中小企業の場合、コンテンツマーケティングにリソースを割けないというケースも珍しくありません。
担当者一人で制作から運用までを任されることも多く、実務に使う時間を圧縮しないと業務が追い付かないでしょう。

すべてを個人がおこなうとなると、精神的な疲労も加速しますし、
転職や病気などでその人材がいなくなる可能性を考えると企業側にもリスクがあります。

一方、以下については、社内で決定すべきコア業務と言えます。

・目的と目標の設定(何を目的としてコンテンツ運用をするのかを明確にし、コンバージョン数の目標値を設定する)
・ターゲットとコンテンツ方針の設定(コンバージョン数を達成するために最適なターゲット層を設定し、ターゲットに応じたコンテンツ制作の大方針を決定する)
・運用課題の設定(効果測定や分析に応じた、新たな課題や改善方針などの設定)

上記の業務については、社内でしっかりと話し合って明確にしたうえで、
アウトソース先に共有しましょう。

実際の制作・運用の大部分をアウトソースできれば、こうした重要な部分の業務に集中して取り組むことができ、
さらに、労働時間の大幅な短縮につながるはずです。

コンテンツマーケティング担当者は業務幅が広く、量も多いです。
そのため、時間外労働で不足分を補っている方もいると思います。

今回の働き方改革法案は、マーケティング担当者からすると、
手放しで喜べるようなものではないかもしれません。

しかし今回の法案に対応できるよう企業と従業員で対策を進めることが、
より働きやすい職場環境の構築につながることもまた事実です。

特に、成功させるためのポイン卜はチームとして業務をすすめることです。

当社では、働き方改革にともない、
アウトソーシングをうまく活用し業務効率化を支援するためのセミナーを開催しております。

 

★セミナー詳細ページ:https://cyclo.jp/cyclo/sh_new/

 

働き方改革法案が全面施行されるまでに、
業務効率化を達成することこそがマーケティング担当者のミッションとなります。

このセミナーで次の一手を見つけて頂けますと幸いです。


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