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【基礎編】伝わるバナーをデザインする上でおさえるべきポイントは?


この記事をご覧の方は、「バナー制作に興味がある」もしくは「最近バナーを作る仕事を始めた」という方が多いのではないでしょうか。慣れないうちは、「どういった意識でバナーをデザインすれば良いか」迷ってしまうものです。

今回はそんな疑問を解消すべく、『バナーをデザインする上でおさえておくべきポイント』を、基本中の基本に絞ってご説明していきます。

 

まずはデザインする意味を知る

『Design is not just what it looks like and feels like. Design is how it works.』(デザインとは、単にどのように見えるか、どのように感じるかということではない。どう機能するかだ。)-Steve Jobs(スティーブ・ジョブズ)

そもそも、なぜバナーをデザインする必要があるのでしょうか。例えばですが、『新しい洋服が発売されたこと』を別の誰かに伝えるとします。ただ伝えるのであれば「新たに、赤くてスタイリッシュな洋服が発売しました!」と、文章で書いても意味は伝えるはずです。ですが言うまでもなく、これだと「結局どんな服なのか」がよく分かりません。だからこそみんな、写真や図形などを交えて表現しているのです。

要するに、デザインをする意味をシンプルに言うと『相手にわかりやすく伝えるため』です別な見方をすれば、相手にうまく伝わらなければ、デザインとしての意味を成していないことにもなります。その他にも、設計・意匠・問題解決etc…デザインにはいろんな意味がありますが、まずは『わかりやすく伝えるため』と覚えておけば問題ありません。

 

デザインをする前に!おさえておくべきポイント

では実際、相手に分かりやすく伝えるために、何を意識すべきなのでしょうか。大前提として、以下の3点を明確にしておく必要があります。

1、何を伝えるかを明らかにする

2、誰に伝えるべきかを明らかにする

3、「伝えるべき内容」に優先順位をつける

それぞれについて見ていきましょう。

 

何を伝えるかを明らかにする

言うまでもありませんが、「伝えべきことが何か」が明らかになっていないと元も子もありません。相手が求めている情報は主に以下です。

いつ例:イベントの開催はいつ?)

どこで(例:イベントはどこで開催される?)

誰が(例:イベントには誰が出演する?)

何をする(例:イベントでは何が行われる?)

ポイントは?(例:どれだけお得?どれだけ価値のあるもの?etc)

▼イベント告知バナーの例

旅行系や飲食系、イベント系など、内容によって必要な情報は異なりますが、こういった情報を事前にしっかりと洗い出しておきましょう。

 

誰に伝えるべきかを明らかにする

人によって求める情報は異なります。だからこそ『20代男性』なのか、はたまた『東京都在住の方』なのかなど、伝えるべき対象を明確にしておく必要があります。例えば、お金に困っていない富裕層の方は、以下どちらのバナーに魅力を感じて頂けるでしょうか。

▼商品バナーの例

全員とは言えませんが、『B』を選ぶでしょう。なぜなら、多くのお金持ちの方々が知りたいのは、「安さ」以上に「いかに質が良いか・希少価値が高いか」だからです。誰に伝えるか』を明らかにし、『その人はどんな情報を求めているか』を考えた後にデザインすると、より効果的なバナーになります。

 

「伝えるべき内容」に優先順位をつける

『誰』に『何』を伝えるかが決まったら、今度は伝えるべき情報の整理を行います。発信者からすると「全部大事」と言いたいところですが、それはNGです。情報の受け手は、一度に多くの情報を処理することはできません。となると、それぞれの情報には優先順位をつける必要が出てきます。どれが優先順位が高いか低いかは、例えば、文字の大きさや色を変えるなどをして表現します。

 

伝わるバナーをデザインする上でおさえるべきポイント

今まで説明してきた大前提を踏まえ、実際のデザインではどういったところを意識すべきかについて説明していきます。細かく挙げるとキリはありませんが、大きなポイントを挙げると以下です。

レイアウト

文字の組み方

色使い

それでは、まずはレイアウトについて見ていきたいと思います。

 

レイアウト

レイアウトとは「文字や画像や図形などを、どこに配置するか」を決める作業のことです。このレイアウト次第で、受け手の印象は大きく変わります。絶対的なルールが存在するわけではありませんが、慣れないうちは、以下を意識してデザインすると良いです。

情報にまとまりを持たせる

繰り返す

左寄せ・中央寄せ・右寄せどれかにする

それぞれについて見ていきます。

 

❑情報にまとまりを持たせる

こちらの画像をご覧ください。

▼イメージ画像

なんとなく、『B』の画像の方が見やすいと感じませんか?それは、動物の名前』『動物の写真』『鳴き声』それぞれの要素に、まとまりを持たせているからです。デザインの際は、こういった『情報のまとまり』をしっかりと意識しましょう

 

❑繰り返す

ただ要素ごとに情報がまとまっていれば良いかというと、もちろんそんなことはありません。基本的に情報は、法則性を持たせた方が、受け手の情報処理の負担を減らすことができますまたその法則性が少ないほど、分かりやすくなります。極端ではありますが、以下の例をご覧ください。

▼イメージ画像

情報は要素ごとにまとまっていますが、名前の『イヌ』と『ウシ』のフォントサイズが違っていたり、動物の大きさが違っていたりと、それぞれに法則性がありません。もちろん、わざとこのようにすることもあります。ですが初心者のうちは、要素ごとのサイズ・そしてカラーなどに法則性を持たせるようにしましょう。その方が、伝わりやすいバナーになります。

 

❑左寄せ、中央寄せ、右寄せのどれかにする

以下の画像をご覧ください。

▼名刺イメージ画像

これだと安定感がなく、受け取った相手は、無意識に不安な気持ちを抱いてしまいますこちらもあえてズラすこともありますが、どちらかと言うとそれは上級者が行うテクニックです。初心者の方にはオススメしません。経験が浅いうちは、例えば以下の画像のように「左寄せ」もしくは「中央寄せ・右寄せ」いずれかにして、統一感のあるデザインに努めましょう。

▼名刺イメージ画像

一般的に、、。

・左寄せはスッキリとまとまった印象を持たせたい時にオススメ

・右寄せはスタイリッシュ・カッコ良い印象を持たせたい時にオススメ

・中央寄せは、メッセージ性を伝える際(感情に訴えかける)に使用するのがオススメ

です。その他、『文字の組み方』に関しては例えば

文字の大きさに強弱をつける

句読点で始まらないようにする

といったことが大事になってきます。色使いに関しては

色相環を意識する

使う色は3色までにする

などをおさえておく必要があります。文字と色使いに関しては、説明すると長くなるので今回は割愛します。

 

まとめ

いかがでしたか。今回の記事で最も大事なポイントは、『デザイン=相手に分かりやすく伝えるため』に行う作業だということ。デザインと聞くと何となく『オシャレにする』といったイメージを持つ方が多いですが、(もちろん大事ですが)本質的ではありません。それ以上に

相手はどんな情報を求めているか

どうすれば、もっと伝わりやすくなるか

などが重要です。相手の立場を想像するのが好きな方であれば、「自分はセンスがない…」なんて思っている方でも、デザイナーとして十分に活躍することができます。この記事を参考に、まずは伝わりやすいデザインにチャレンジしてみてください。


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