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【脱デザイン初心者】知らないと失敗する、おさえておくべき『カラー配色の基礎知識』とは?

この記事は2018年11月28日に掲載された『【脱デザイン初心者】知らないと失敗する、おさえておくべき『カラー配色の基礎知識』とは?』を基に加筆・修正しております。


デザインをするうえで、配色はとても重要な要素です。なぜなら、1つの色の違いで印象が全く異なることもあるからです。色の扱いは難しく、「まとまらない」「美しくない」「イメージと違う」といったことで悩む場面も多々あるでしょう。
色にはそれぞれ特性があるため、配色の基礎を学ぶことでデザインの幅がぐっと広がり、より良いものが制作できるようになります。
この記事では、そんな配色の基礎知識を、イメージを操作して制作ができるよう詳しく解説していきます。

色の三属性 ―色相・彩度・明度を知る―

色は「色相」「彩度」「明度」という3つの要素を持っています。
これは色の三属性と呼ばれるもので、これらの組み合わせによってどんな色ができるのかが決まるのです。

色相

色相とは、赤や黄色、青といった色味の違いを表しています
色相を円上に配置したものを色相環といい、360度全てが異なる色です。

代表的な色は、赤・黄色・緑・青・紫の5色です。
この5色に加え、橙や黄緑・青紫といった中間色が配置されています。

彩度

彩度とは、色の鮮やかさを表しています
それぞれの色相で最も彩度の高い色が「原色」です。
原色から彩度を下げていくと鮮やかさがなくなっていき、最終的には無彩色と呼ばれる、いわゆる灰色になります。
一般的に彩度が高い色は派手な印象を、彩度の低い色は地味な印象を与えます。

明度

明度とは、色の明るさを表しています
最も明度が高いのは白、明度が低いのが黒です。
したがって、原色に白を混ぜていくと明度が高くなり黒を混ぜていくと明度が低くなるということになります。

配色の基本 ―色の組み合わせを知る―

配色にはいくつかのテクニックがあります。
ここでは特に、配色の基本となる3つのテクニックをご紹介します。
色々なデザインに応用できるので、しっかり覚えておきましょう。

トーンをそろえる

トーンとは、彩度と明度が同じ色相グループのことです。
複数の色を使ってデザインする場合、その色の明度や彩度がバラバラだと全体にまとまりがなくなってしまいます。
同じトーンでそろえることにより、1つのデザインに複数の色が使われていても、ちぐはぐな印象を与えることなくまとまりやすくなるのです。

同系色はまとまりやすい

同系色でまとめるには以下の3つのパターンがあります。

・明度または彩度のみが異なる色を組み合わせる
・トーンは違うが同じ色相の色を組み合わせる
・トーンが同じで色相が隣り合う色を組み合わせる

同系色でのデザインはまとまりやすい反面、単調でインパクトのないものになりがちです。
挿し色としてトーンの違う色を少しだけ混ぜることで、コントラストをつけてもよいでしょう。

無彩色を使って簡単配色

無彩色とは、黒・灰色・白といった色彩のない色のことを言います。
無彩色は特定の色味がないため、有彩色との相性は抜群です。
有彩色と無彩色を組み合わせることにより、簡単にまとまりのある配色を作ることができます。

まずは有彩色を1色にし、無彩色と組み合わせてみてください。
複数の有彩色と無彩色との組み合わせを作る時は、無彩色を有彩色の間に挟むことで、色同士が馴染みやすくなります。

配色で得られる効果

配色を決めるためには、デザインの方向性に沿った配色効果を狙うことが重要です。

例えば、落ち着いたイメージの施設パンフレットを制作する場合は「調和」を重視した配色が向いているでしょう。

「調和」の配色
・同系色や同一トーンでまとめる
・暖色・寒色でそろえる
・使用する色の数を限定する

逆に、目立たせたいイベントのポスターを制作する場合は「強調」を重視した配色が適しています。

「強調」の配色
・明度に差をつけ対比させる
・彩度に差をつけ対比させる
・補色(色相環で正反対に位置する色)を組み合わせる

その他にも「高級感のあるデザイン」や「ポップなデザイン」、「男性的」「女性的」など、配色によってデザインに様々なイメージを与えることができます。
しかし、配色を間違えると、まとまりがない稚拙なデザインになってしまう可能性もあるのです。
「この色も使いたい」「あの色もキレイだ」とたくさんの色を欲張って使ってしまうと、配色は一気に難しくなります。
デザイン初心者の場合は、配色する際に色数を限定し、できるだけ少ない色数でデザインするようにしましょう。

配色センスがないと決めつけず色と上手につき合う

自分の制作したデザインが気に入らず、配色がなかなか上手くいかない場合もあるでしょう。
しかし、そんな時でも「自分に配色センスがない」と決めつけてはいけません。
プロのデザイナーでも配色に頭を悩ませ、入稿ギリギリまで微調整を繰り返すことがあります。
色の世界は無限に広がり様々な可能性を秘めていますが、それだけ難しいものだと言えるのです。

まずは、規則性を意識して配色してみましょう。自分の得意な配色パターンを見つけるのもよいでしょう。
そうやってたくさんのデザインに携わることで、色の特性や印象を上手に使い分けることができるようになっていきます。

配色の基礎を学べばデザインの可能性が広がる

基本となる色の三属性とは色相・彩度・明度です。
・色相:色見
・彩度:色の鮮やかさ
・明度:色の明るさ

配色の基本は次の3つです。
・トーンをそろえる
・同系色でまとめる
・無彩色を使う

配色によって様々な効果が得られます。
・「調和」の配色
・「強調」の配色
・高級感のある配色
・ポップな配色 など

配色はデザインにとって重要な要素のひとつです。
基礎知識を学び、また、世にある様々なデザイン物を見ることによって色の感性が磨かれていきます。
より良いデザインを目指して、色と上手につき合っていきましょう。


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