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【脱初心者】素人と明確に差がつく!文字デザイン『タイポグラフィ』の基礎知識

この記事は2019年1月8日に掲載された『【脱初心者】素人と明確に差がつく!文字デザイン『タイポグラフィ』の基礎知識』を基に加筆・修正しております。


文字によるデザインのことを「タイポグラフィ」と言います。
このタイポグラフィはただの文字の羅列のように思われがちですが、実は古くから愛されてきたとても奥が深い、デザインにおいて大切な要素のひとつとなっています。
この記事では、そんなタイポグラフィの基礎知識を解説していきます。デザイン初心者にとっては、知っていて絶対に損はしないものばかりです。

 

タイポグラフィとは?

タイポグラフィには、2つの意味があります。

・文字を読みやすいように美しく配置すること
・文字をデザインの要素とする

というものです。
文字にはフォントや字間・行間など、調整しなければならない点が多数あります。
それらを駆使して文字を美しく見せることを目的としているのがタイポグラフィです。
文字をアートとして用いる手法も多く見られます。
古くからタイポグラフィというと後者を思い浮かべる人が多いと思いますが、どちらもタイポグラフィの大切な要素です。

デザイナーの中に「イラストが得意だ」という人がいるように、「タイポグラフィが得意だ」という人もいるほど、タイポグラフィはデザインの中で地位を確立しています。

 

タイポグラフィの基本的なルール

デザインの基本であるタイポグラフィには、それ自体にも基本的なルールが存在します。
このルールはタイポグラフィに限らず、デザインにおけるさまざまな場面で使えるものです。
ひとつひとつをきちんと確認し、これからのデザインに活かしていきましょう。

 

文章を揃える

文章の端を揃えると「見えない線が見える」と言われています。
左揃え・右揃え・中央揃えのどれでもかまいません。揃えるのは直線的でなく曲線でもよいし、さらには交差した複数の線でも可能です。

基準となる線が意識できるような配置をすると、人の目は自然とそちらへ向けられます。

 

文字間と行間を調整する

ただ文字を打ち込んだだけの状態では、文字の配置として美しいとは言えません。
文字というのは隣り合う文字によって見えるスペース(字間)が違ってきます。
フォントとしてのデフォルトの状態は、決められたマスの中に一文字配置されている状態なので、打ち込んだ後に手動で字間を詰めたり広げたりする必要があるのです。
これを「カーニング」といいます。
また、行間についてもその文章に合った行間に調整することが大切です。

 

文字サイズを調節する

フォントによって異なるので一概に「これとこれを大きく」というのは断言できませんが、一般的にひらがなよりも漢字の方が大きく見える傾向にあります。
また、欧文と和文でも違いがあるなどさまざまなケースがあるので、自分の目で見て違和感がないように、文字サイズを調節するようにしましょう。
文字サイズを調節すると、当然書体や文体によってベースラインもズレます。「仮想ボディの下揃え」などに設定していても、目で見て違和感があるようなら手動で調節しましょう。

 

フォントを意識する

フォントの違いにより、人に与える印象は大きく変わります。
絶対にやってはいけないこととして、どのフォントを使用したとしても「縦や横に伸ばす」というものがあります。
これを行うとフォントのバランスが崩れ、デザインとしても一気に安っぽく稚拙なものに見えてしまいます。
文字サイズは変更しても縦横比は絶対に変えないようにしましょう

【おすすめ】デザインに使える無料フォント厳選10選!

 

タイポグラフィを作るコツ

アーティスティックなタイポグラフィを作るにはいくつかのコツがあります。
イラストなどと違ってタイポグラフィは文字を用いたデザインとなるため、少し華やかさに欠ける印象を持ちます。
しかし、シンプルでもインパクトやスマートさがあるタイポグラフィは、とても魅力的なものです。
知っておくとさまざまな場面で活用できる便利なものですので、ぜひチェックしてみてください。

 

1文字をシンボル的に使う

なにか1文字をドンと大きく配置することで、その文字がシンボルとなり、印象的なデザインになります。
この1文字はなんでもかまいませんが、日本語のひらがなや漢字は複雑な形のものが多いため、アルファベットなどが比較的使いやすいでしょう。

 

写真の上に文字を乗せる

よく見る手法のひとつです。
暗めの画像に白抜きで文字を入れると、それだけで洗練されたデザインに見えます。
背景がごちゃごちゃした画像や配置する文字の色が分かりづらいものだと、その効果を発揮することができないので注意が必要です。
できるだけスッキリとした画像に、一番目立つ色で文字入力するようにしましょう。

 

複数の直線や曲線に揃える

交差する直線や曲線に沿って文章の端を揃える手法も、古くから使われています。
文字だけで完結するデザインとして、身につけておきたい手法のひとつといえるでしょう。
揃える線が増え、造りが複雑になるほど難易度が上がります。
まずは1~2本の直線から挑戦してみてください。
規則性がある配置はデザインとして洗練されて見えます。

 

「見せる文字」と「読ませる文字」を知ることがタイポグラフィの第1歩

馴染み深い「文字」を使ったデザインは、簡単なようで奥が深いものです。
手法やルールも多くあり、知れば知るほど面白く、また、難しいものでもあります。
タイポグラフィを一言で表すなら、「読ませる文字」を、デザインとして「見せる文字」にすることだと言えます。
どの文字を「読ませるのか」、どの文字を「見せるのか」という判断をすることが、タイポグラフィの第一歩となるでしょう。


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